2010年03月18日

<自民党>与謝野氏と舛添氏 党にとどまる姿勢を鮮明に(毎日新聞)

 新党結成を目指して自民党を離党した鳩山邦夫元総務相に対し、やはり執行部に批判的な与謝野馨元財務相と舛添要一前厚生労働相は当面、党にとどまる姿勢を鮮明にし始めた。与謝野氏は17日、「ワインは熟成するまで10年以上かかる」と慎重論に転じ、舛添氏は党内の勉強会で、政策を軸に足場固めに努める意向を示した。一方、執行部は19日にも両院議員総会を開き、党内の混乱収拾に乗り出す方針を固めた。

 与謝野氏が主宰する党内の勉強会「正しいことを考え実行する会」は17日の会合で、谷垣禎一総裁以外の執行部刷新を要求する方針で一致。同会への谷垣氏の出席を要請した。後藤田正純元内閣府政務官は記者団に「『脱税王』と鳩山由紀夫首相を批判した与謝野氏が、同じような疑惑のある鳩山邦夫氏と組むことはあり得ない」と強調した。

 舛添氏は17日、会長を務める「経済戦略研究会」で「私たちの経済政策を中心に良い政治をしていく」と訴えた。執行部と距離を置く「上げ潮派」を中心に十数人が参加した。会合後、舛添氏は「敵は鳩山政権だ。新党を作るとか、そういうことを先にやるからおかしくなる」と、鳩山氏の手法を批判した。

 「新党」は遠のいたものの、執行部への不満はくすぶり続ける。谷垣氏は、反執行部グループと個別に話し合うことはせず、党所属国会議員がそろう両院議員総会で意見交換し、最終的に「挙党一致」を取り付けたい考えだ。ただ、執行部も軟着陸のシナリオを描けているわけではなく、「圧力を受けた形で執行部を交代させれば、組織は持たない」(幹部)との懸念もある。

 鳩山氏は17日、新党の見通しについて東京都内で記者団に「いばらの道だ」と語った。【野原大輔、木下訓明】

【関連ニュース】
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発信箱:みんなが、みんなに=与良正男(論説室)
読む政治:「新党」自民騒然(その2止) 自民覆う閉塞感 支持組織相次ぎ弱体化
読む政治:「新党」自民騒然(その1) 与謝野氏宣言、小沢氏の影

<自民党>参院選 選挙区で追加公認候補を発表(毎日新聞)
堀江被告の資産差し押え=テレビなど、元株主申し立て−東京地裁(時事通信)
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自民編成予算にメス 5月に各省版仕分け 刷新会議(産経新聞)
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2010年03月17日

主任弁護人が遅刻 「すいません」と慌てて入廷 秋葉原殺傷第6回公判(産経新聞)

【法廷ライブ 秋葉原殺傷 第6回公判】(1)

 《東京・秋葉原の無差別殺傷事件で殺人罪などに問われた元派遣社員、加藤智大(ともひろ)被告(27)の第6回公判が15日午後、東京地裁(村山浩昭裁判長)で始まった。今回の公判では事件の目撃者3人の証人尋問が行われる予定だ。「オタクの聖地」と呼ばれた秋葉原で起きた惨劇を目の当たりにした目撃者の口から、どのような言葉が語られるのか》

 《起訴状によると、加藤被告は平成20年6月8日、東京・秋葉原の交差点にトラックで突っ込み、3人をはねて殺害。さらにダガーナイフで4人を刺殺したほか10人にけがを負わせたなどとされる。加藤被告は初公判で事件の事実関係を認めている。弁護側は被告の責任能力を争う姿勢を示したが、冒頭陳述では、どのような手法で責任能力を争うかについては明らかにしなかった》

 《公判では、目撃者や被害者、遺族、鑑定医など計42人の証人尋問が予定されている。前回までの公判では、事件の目撃者2人、被害者5人、事件の捜査を担当した警察官や技官2人が証人として証言している》

 《開廷予定1分前の午後1時29分。104号法廷に、加藤被告が、裁判官席に向かって左側の扉から入廷し、弁護人席前の長いすに座った。黒いスーツに白いワイシャツ姿。公判時はいつも同じような服装だ。すでに村山裁判長と2人の裁判官もそろい、検察官席と弁護人席にも複数の検察官と弁護士が座っているが、主任弁護人の席だけがぽっかり空いている。午後1時29分、村山裁判長が口を開く》

 裁判長「主任弁護人が遅れているようです。本日の公判は、遮蔽(しゃへい)装置を行うことで合意していますから、その準備だけはしておきたいと思います」

 《証人として出廷する目撃者を、被告や傍聴人から見えないようにするため、裁判所の職員が証言台の周りに衝立を立てている。その間、加藤被告は、後ろを向いて、すでに出廷している弁護人と小声で何か話している》

 《ふいに裁判所の職員が加藤被告と両脇の係官に何か話しかけた。衝立の長さが足りず、加藤被告の位置から証言台が見えてしまうため、座る位置をすこし右側にずらすように言ったようだ。加藤被告が、長いすの上を右側に1メートルほどずれた》

 《証言台が視界から消えた加藤被告は、じっと自分の前に設置された長机の上を見ている。ノートが置かれているが、閉じられたままだ。法廷に流れる数分間の沈黙。退屈に耐えきれないように、加藤被告が人さし指であごをかいた。「すいません」。ふいに、声がする。傍聴席後方の入り口から、主任弁護人が慌てたように入ってきた。席に座るのを待って、村山裁判官が改めて口を開く》

 裁判長「本日の公判は遮蔽措置をとることで合意しています。最初の証人は、いろんな関係で付添人が付くことになっています。それも考えて尋問を行ってください」

 《裁判長が検察官と弁護人に注意を述べる。証人が入廷してくる気配がする。証人は事件の目撃者の1人だ。法廷入り口から証言台までの道筋にも衝立があり、その様子はうかがえない》

 裁判長「証人の名前と生年月日などは、このカードにある通りでいいですか」

 証人「…」

 《何かしゃべっているのか声が聞こえない》

 《裁判長は、付添人にも同様の確認をしたが、やはり返事は聞こえない。裁判長が続けて、証人の目撃者に宣誓を促した」

 証人「宣誓。良心に従い…」

 《若い女性のような声で、小さくか細い》

 裁判長「いま宣誓をしていただきましたが、ウソをついたり、隠し事をしたりすると、制裁を受けることがあります」

 「いま、あがっているというか、緊張していると思いますが、要は自分が考えている通りに答えればいいのです」

 《村山裁判長が諭すように話しかける。また、付添人に対しても、「証言内容に口を挟むことはできません。証人の体調に異変があった場合は手を挙げてください」と注意する。それが終わると、検察官の1人が立ち上がり、質問を始めた》

 検察官「あなたは平成20年6月8日、秋葉原で事件を目撃しましたね」

 証人「はい」

 《消え入りそうな声で、答える証人に、検察官が注意する》

 検察官「裁判官の方を見て、ゆっくりと大きな声で話してください」

 証人「はい」

 検察官「その日は、どうして秋葉原に行ったのですか」

 証人「友達とアニメの専門ショップに行きました」

 検察官「その後はどうしましたか」

 証人「昼近くになったので、『ソフマップ』の中のマクドナルドに行きました」

 《ソフマップとは、現場近くの大型家電量販店。その店内にあるハンバーガー店「マクドナルド」に行ったようだ》

 検察官「どこで事件を見ましたか」

 証人「ソフマップの南側だと思います」

 検察官「位置を明確化するために、地図を示します」

 《検察官はこう言ったが、法廷の大型モニターには地図が表示されない。裁判官たちは、手元のモニターを見ているようだ》

 検察官「まず、この地図に、あなたのいた場所を丸(で囲んで)『あ』と書き込んでください」

 《証人は映写機で映している地図に、書き込んでいるようだが、表示されない。傍聴席は静まりかえっている》

 =(2)に続く

【関連:秋葉原殺傷事件 公判ライブ】
「犠牲になった友人が背中押して助けてくれた気がする」 秋葉原殺傷の被害者が証言
「その見取り図作成は忘れました」 証人の警察官が正直に“告白”
「一生車いす」医師の言葉を信じられぬ被害者「本当かよ?」
「人がトラックにひかれ転がり…」衝立の向こうで語られる生々しい証言
「みんな死んでしまえ」「目標は100人」… 読み上げられる掲示板の書き込み

「被爆ザクラ」の苗木、盗まれる=平和記念公園、高さ1メートル−広島(時事通信)
予算特委出席も拒否=鹿児島・阿久根市長(時事通信)
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調味料 石垣島ラー油や卵専用しょうゆ人気 「内食」影響(毎日新聞)
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2010年03月11日

娘とhideさんに届け「骨髄移植に理解を」 両親がチャリティーライブ企画(産経新聞)

 難病で亡くなった娘の遺志を継ぎ、両親が6日、和歌山市内のカフェでチャリティーライブを開催する。闘病中にロックバンド「X−JAPAN」の故hideさんと交流があった縁から、X−JAPANの元音楽プロデューサーも参加。両親は「骨髄移植に理解を」と呼びかけている。

 ライブを企画したのは、昨年9月に先天性代謝異常のため28歳で亡くなった貴志真由子さんの両親。

 真由子さんは小学6年の時「GM1 ガングリオシドーシス タイプ3」と診断。運動能力が低下し、会話や手足を動かすこともできなくなる難病で、骨髄移植手術が有効とされた。

 娘を励そうと、母の和子さん(58)は、難病の子供の夢をかなえる活動を展開するボランティア団体に連絡。平成7年12月、大ファンだったX−JAPANのhideさんと対面した。手術前、hideさんは「(自分の)次のコンサートに来てくれるって、約束したぞ」と激励。真由子さんは奇跡的に退院できるまでに回復した。

 hideさんが亡くなる10年まで、メールを交換するなど交流は続いた。X−JAPANの元音楽プロデューサーで作曲家の津田直士さんは「前向きな真由子さんに、逆にhideが支えられていると感じる瞬間もあった」という。

 hideさんと出会い、真由子さんは「自分も人の役に立ちたい」と考えるようになったといい、両親は娘の思いを実現するためライブを企画。会場は、父の政人さん(59)が看病のために退職して開いた「レモネード・カフェ」。6日は正午と午後6時から2回で、地元和歌山のギター弾き語りデュオが出演するほか、津田さんもピアノ伴奏で参加する。今月中に計12日間開催する予定で、関西フォークの重鎮、中川五郎さんも駆けつけるという。問い合わせはレモネード・カフェ(TEL073・428・3210)。

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